小型カセットテープレコーダー(主にソニー・アイワ)の中には「2倍モード」が装備されているものがあります。これは録音時間にして本来の2倍(C-60のテープなら両面で120分、C-120のテープなら240分)録音できるものですが、単純にテープの走行速度を2分の1にするだけなので、音質が非常に悪くなります。録音される際には絶対に「2倍モード」は使用せず「標準モード」としてください。ちなみにパナソニックには「3倍モード」のレコーダーもありましたが、当然、音質は更にひどいものです。できるだけ使用は避けてください。