テープ起こしを行う人(=テープリライター・ライター)そのものを指すこともありますが、テープ起こしに用いる機材を示すことが多いようです。すなわちカセットテープの時代には、ソニー「BM-76」を始めとして、フットペダルを備え、足踏みで再生・停止・巻き戻し・早送り等をコントロール可能で、しかも再生速度調整や停止時のバックスキップもできるカセットプレーヤーがテープリライターの必需品でした。
現在は再生ソフトウェアとUSB接続のフットスイッチを使えば、一般的なパソコンで同じ機能が実現できるようになったので、専用の機材はその役割を終えています。